既存顧客、頼みで企業は生き残れない?

■既存顧客、頼みで企業は生き残れない?

どんなに長年良好な関係が続く企業、個人でも、ある日、突然取引がなくなることはあります。
既存顧客のために最善の方法で、最高のサービスと商品を提供してきたのに、なぜ、突然取引が
中止になったりするのでしょう。理由は事業の縮小や倒産といった、マイナスの原因もありますが、
同様によくあるのが、その既存顧客にとって、御社よりもより良い取引先が出現した場合です。
だから、「既存顧客、頼みで企業は生き残れない」

■新規開拓の必要性

利益向上のために新規開拓の重要性は、多くの企業の認めるところでしょう。
既存顧客に頼ってばかりの営業をしている企業は、いつまで経っても利益を上げることができません。
長い付き合いのある既存顧客でも、御社のライバル企業の方が良ければ、すぐに乗り換えられてしまう
可能性がありますので、新規開拓で常に新しい顧客を獲得していかなければなりません。
新規開拓に強い企業は、既存顧客にも強いです。

■なぜ、大手企業は広告を打つのか

私たちは、日常生活で、テレビやインターネット、新聞、雑誌、ラジオなどのメディアに限らず、
鉄道、バスなどの車内や駅・停留所のほか折り込みチラシ、街頭ビジョン・看板など、広告を目に
しない日はないでしょう。理由は、大手企業は、ブランドイメージを維持するためでもありますが、
新規開拓の重要性を認めるから広告を打つのでしょう。因みに、世界的ブランドとして知らせる
ソニーという企業は、なんと、1年間で4444億円の広告宣伝費を使っています。

■あなたの会社、お店に、あなたが来てほしい客が来ていますか?

顧客戦略が企業を成長させるでしょう。大手企業は莫大な広告宣伝費を使い顧客戦略(新規開拓を含む)
が行えますが、中小企業には限りがあります。しかし、現代では、知恵を絞り、低予算で、インターネット、
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを活用することで顧客戦略が行えます。
積極的に取り入れてみては如何でしょうか。