人気コーナー「市場に出してみた」第3回目です。

■婚礼家具

婚礼家具という言葉、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。


日本の風習で結婚にともない購入される家具や調度品のことで、一般には新婦側が嫁入り道具として準備をする慣習があり、洋服箪笥、和箪笥(着物箪笥)・整理箪笥が3点セットとされているものです。中には鏡台も含めて4点セットで販売されていたりとさまざまです。近年では、日本の住宅はマンションも多く、備え付けのクローゼットや、家具が大きすぎて玄関を通らないなど、婚礼家具の需要が下がってきており、国内で再販するには難しくなってきています。


そんな婚礼家具のメーカーでよく見かけるの府中家具というものです。先日、この府中家具のワードローブを市場に持って行きました。ビスを外し、扉を外し、家具はパーツごとにバラバラにした状態です。軽トラに積み市場に向かう。だけど懸念がひとつ。出品するにはこのままバラバラでは出品できません。組み立てないといけないのです。積み込みは手伝ってもらいました。ですが市場では一人、20代女子一人・・・果たして組めるのだろうか・・・


市場につきました。まずは底板です。これは下ろすのは簡単です。次に本体。。。一人ではおろせません。市場の人に手伝ってもらいました。あとはビス留、天井のビス・・・届かない。これも手伝ってもらい無事に市場への出品完了です。


 


帰りに言われました。「男の人とおいでな」


市場の皆様。その節は本当にありがとうございました。


市場への持ち込みは降ろせる人と行きましょう。


 


さて。そんな経緯があった府中家具のワードローブを市場に出してみた結果。


 


 


 


 


10,000円で落札されました。


頑張って運んだ甲斐がありましたね。