昔のおもちゃは高いけど、どういったメーカーのものが高いのか？
どうやって商品を特定するのかなど、あまり知られていないような気がします。

バッグでもブランドを特定して商品を特定して相場を割り出すのは同じですね。

自分の知らない商品でも、革の質感が高そう・・と感じて、
相場を調べると、びっくりする高額がついていたり・・・

インターネットで商品について検索してみると、実は人気商品だったり・・・
ひとつずつ、価値の高いものを知るのが
この仕事の面白いところですよね。

価値のあるものは、縫製や、作り込みなど細部までこだわって作られています。
人気のブランドやメーカーの印など、わかりやすければ商品特定に苦労しないのですが、
ブランド食器のマイセンなど、ロゴマークのみしか書かれていないブランドもありますよね。

昔のおもちゃも、そういったロゴマークのみしか表示がない商品、結構あります。
では、今日は昔のおもちゃのマークについてかんたんにご紹介させていただきます。

たとえば、

「桜の枠にY」　

といえば・・・・

ヨネザワ玩具のマークとなります。

商品にヨネザワ玩具とは書かれていないため、マークを見て判断する必要があります。
昔のおもちゃはそういったマークのみの商品が多いので、マークを覚えていく必要がありますね。

その他のメーカーマーク一覧

中嶋製作所　　→　背中と台の裏側に「亀マーク/N/MADE IN JAPAN」
マルサン商店　→　裏に「○SAN」
ヨネザワ玩具　→　本体に「桜にY/MADE IN JAPAN」
旧バンダイ　　→　旧バンダイマーク（バンザイバンダイ）※1983年3月以降BANDAIマークに変更
野村トーイ　　→　本体に「ひし形にT.N」
旧タカラ　　　→　背中に「TAKARA/MADE IN JAPAN」
ブルマァク　　→　裏に「月谷プロ/牛/ブルマァク」　/ウルトラマン怪獣など
マスダヤ　　　→　裏に「フジテレビ/マスダヤ」
ポピー　　　　→　裏に「楕円ポピー」　箱「赤楕円白地ポピー」マジンガーZなど

メーカー名に由来したマークなどもあり、さすが玩具メーカーですね。